00 TDC年鑑 一般部門銀賞:Reinhard Gassner and Sandro Scherling
2000 TDC賞

 

 

Fachhochschule Vorarlberg"1"

制作上の基本的なアイデアは、フォアールベルク単科大学のロゴの外見的イメージを、"現代のデジタル・コミュニケーションと古い時代のアナログ式印刷の対比"として見ることから生まれた。この作品はデザイン
グリッド、フォント、色合い、そしてFという文字をアナログ式に重ねて印刷したものから成り立っている。それによって文字はオフセットインクを使って直接プリントディスクに印刷され、淡い赤色、緑色、青色を
重ね合わせて印刷されている。小さな文字が点在することで抽象的な構成は確実なものとなる。このデザインは規則的で、わかりやすい、素朴な配列に従っている。デザインの目的を維持しながら、かつ全ての制作物ひとつひとつの美学にこだわる作品に仕上げた。

Reinhard Gassner (right)

複写カメラマン、陽画加工技術者の養成所で学ぶことからそのキャリアをスタートする。兄のスタジオで2年間働き、ミュンヘンのマスメディア学校でさらに学んだ後、いくつかの広告会社と手を結ぶ。1976年よりフリーのデザイナーとして活動。88年より国際展覧会に参加し、いくつかの賞を受賞。
96年から99年までフォアールベルク単科大学のインターメディア課程で学外顧問およびデザイン指導を行う。

Sandro Scherling (left)

リトグラフを学ぶ。オーストリアテレビ局ORFのデザイン部でカメラアシスタントとして勤務。イタリア、ミラノにあるScula Politecnica di Designで照明器具を研究。後にグラフィック、コーポレートデザインおよび情報デザイン分野でのフリーのデザイナーとして活躍。イタリアおよびオーストリアの様々な代理店と仕事をする。1993年にデザイン事務所を設立。